「並々ならぬ」の意味と使い方や例文!「ひとかたならぬ」との違いは?(類義語)

【言葉】
並々ならぬ

【読み方】
なみなみならぬ

【意味】
ひととおりでない。大変な。

【類義語】
・異常
・並はずれた

「並々ならぬ」の使い方

健太
この新曲からは並々ならぬ音楽への愛を感じるよね。
ともこ
音楽が心底好きなんでしょうね。
健太
好きなことを仕事にして成功できたら幸せだよね。
ともこ
本当の成功者ね。

「並々ならぬ」の例文

  1. どうやらもっちゃんは、人の額に並々ならぬ執着を抱いている様子だった。(万城目学 ホルモー六景)
  2. それだけに並々ならぬ決心がそこに籠められていることが分かった。(和田竜 村上海賊の娘 上巻)
  3. 彼は並々ならぬ実力の持ち主だ。
  4. あれほど政界復帰に並々ならぬ意欲を見せていたのに、いったい何があったのか。
  5. ともこちゃんのような並々ならぬ才能の女性は世界に羽ばたくべきだ。

「並々ならぬ」と「ひとかたならぬ」の違いは?

並々ならぬ」に似ている表現に「ひとかたならぬ」があります。

ひとかたならぬ」とは、「ひととおりでない。非常な。」という意味です。

並々ならぬ」も「ひとかたならぬ」も、並大抵でないことをいいます。

しかし「並々ならぬ」は、自分にも他人に対しても使われます。

対して「ひとかたならぬ」は、他人に対してだけ使われます。