「倣う」の意味と使い方や例文!「習う」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
倣う

「慣らう」「馴らう」とも書く。

【読み方】
ならう

【意味】
すでにある物事をまねてそのとおりにする。手本としてまねる。

【類義語】
・学ぶ
・教わる
・修める

【対義語】
・教える

「倣う」の使い方

健太
昔は太陰暦を使っていたんだよね。
ともこ
西洋にって太陽暦にしたのよね。
健太
急にカレンダーがずれるって言われても困るよね。
ともこ
入学の時期も西洋にって九月にしてほしかったわね。

「倣う」の例文

  1. 伝統にって儀式が執り行われた。
  2. 迷った時は先例に倣うことにしている。
  3. 兄にってジョギングを始めたのだが、これが気持ちよくてはまってしまった。
  4. この町はサンフランシスコにって造られた。
  5. 彼もこれにって凝視と静観とによって真実を見出そうとしたのである。(中島敦 文字禍)

「倣う」と「習う」との違いは?

倣う」と同じ読み方の語に「習う」があります。

倣う」は、「習う」と同語源です。

習う」とは、「知識・技術などの教えを受ける。教わる。また、教わったことを繰り返し練習して身につける。」という意味です。

倣う」は、手本としてまねるという意味です。

習う」は、技術を教わることや、教わったことを何度も繰り返し練習して身につけることをいいます。