「粘り強い」の意味と使い方や例文!「根気強い」「我慢強い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
粘り強い

【読み方】
ねばりづよい

【意味】
①ねばりけが多い。
②耐え忍ぶ力が強い。

【類義語】
・根気強い

【対義語】
・飽きっぽい

「粘り強い」の使い方

健太
これは粘り強いこしのある餅だね。
ともこ
私が臼と杵でついたのよ。粘り強くこれでもかというほどついたから、粘り強い味になったの。
健太
粘り強く頑張ったんだね。
ともこ
よく噛んで味わって食べてね。

「粘り強い」の例文

  1. ゴールを粘り強い守備で守り、日本代表の守護神と呼ばれる。
  2. 粘り強い彼は諦めるという言葉を知らないようだった。
  3. 粘り強く自治体に必要性を訴え続けた。
  4. 呼吸が浅くなれば、粘り強い思考は難しくなってくる。息が強く長くできるように鍛えられていると、思考も粘り強くなる。(齋藤孝 できる人はどこがちがうのか)
  5. それは粘り強い努力の成果と言える。

「粘り強い」と「根気強い」「我慢強い」との違いは?

粘り強い」に似ている語に「根気強い(こんきづよい)」「我慢強い(がまんづよい)」があります。

「粘り強い」と「根気強い」の違いは?

根気強い」は、物事を辛抱強く続けることができるという意味です。

粘り強い」も「根気強い」も、耐え忍ぶ力が強いことをいい、ほぼ同じ意味です。

「粘り強い」と「我慢強い」の違いは?

我慢強い」は、「忍耐力が強い。辛抱強い。」という意味です。

我慢強い」も「粘り強い」も、忍耐力があることをいいます。

しかし「粘り強い」は、耐え忍ぶ力が強く、物事を最後までやり通そうとするさまをいいます。