【言葉】
労う
「犒う」とも書く。
【読み方】ねぎらう
【意味】
ほねおりを慰める。労を謝する。
【類義語】
・いたわる
「労う」の使い方
我が家では、父さんが帰宅すると飼い犬のジョンが、父さんを労ってくれるんだよ。
ペットが出迎えてくれると嬉しいわよね。
父さんが出勤する時は、一生懸命引き留めようとするんだよ。
それは出勤するのがつらくなるわね。
「労う」の例文
- 引退する選手の長きにわたる活躍を労う。
- 疲れた様子の健太くんを労った。
- 主演俳優が、共演者やスタッフを労った。
- 炎天下をやってきた健太くんを労って冷たいジュースでもてなした。
- 上司が夕食会を開いて労ってくれた。
目上の人に使うのはNG?
「労う」は、「ほねおりを慰める。労を謝する。」ことをいいます。
「労う」は、「ご苦労様」と同じ意味で、目上の人に対して使ってよい表現ではありません。
目上の人から目下の人に対して使う表現です。
目上の人に対して使うと、相手を格下に見ていると捉えられてしまう可能性があります。
目上の人に対しては「お疲れ様でした」「大変勉強させていただきました」「ありがとうございます」などの表現を使った方がよいでしょう。