「抜け駆け」の意味と使い方や例文!「先駆け」との違いは?(類義語)

【言葉】
抜け駆け

【読み方】
ぬけがけ

【意味】
①敵陣でひそかに陣屋を抜け出して先駆けをすること。
②転じて、他を出し抜いて事をすること。

【類義語】
・先手を打つ
・先制する

「抜け駆け」の使い方

ともこ
あの二人は付き合い始めたのね。
健太
抜け駆けの功名を戒め合う黙契があったのに。
ともこ
健太くんもあの子が好きだったの?
健太
あの子を好きじゃない男子生徒はいないよ。

「抜け駆け」の例文

  1. なに、忍び足に帰って来た写真師が抜け駆けの功名をやったのです。(菊池寛 M侯爵と写真師)
  2. 抜け駆けして賞賛を独り占めした彼を健太くんは許さない。
  3. 身分の上下を問わず、抜け駆けは厳罰の対象となった。
  4. 協定を結んでも、抜け駆けする人は必ずいる。
  5. 関ヶ原で東軍の先鋒は福島正則と決まっていたが、徳川家の井伊直政と松平忠吉が抜け駆けしようとした。

「抜け駆け」と「先駆け」の違いは?

抜け駆け」に似ている語に「先駆け(さきがけ)」があります。

先駆け」とは、
①衆に先立って敵中に攻め入ること。
②物事のはじめとなること。特に、同類の中で先になること。

という意味です。

抜け駆け」は、敵陣でひそかに陣屋を抜け出して「先駆け」をすることをいうので、両語の意味に通じる部分があります。

しかし「抜け駆け」には、出し抜くという意味があり、「先駆け」には、物事のはじめとなるという意味がある点がそれぞれ違います。