「鈍く光る」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
鈍く光る

【読み方】
にぶくひかる

【意味】
光り輝いてはいないが、確かに光っていると視認できるさま。

【語源・由来】
「鈍く」は、人の感覚を刺激する力が弱く。

【類義語】
・光り方が悪い
・ぼんやりと光る
・微かに光る

「鈍く光る」の使い方

健太
森の中に鈍く光るものがあるよ。
ともこ
何?クマの目とか?
健太
目じゃないよ。金属みたいなものが太陽の光で光っているんだ。
ともこ
民家だといいな。道に迷って歩き疲れたわ。

「鈍く光る」の例文

  1. その傍らに鈍く光っているのはジュラルミンケースかと思われたが、その中は空であった。(森見登美彦 夜は短し歩けよ乙女)
  2. 規則正しく並ぶ扉はどれも閉ざされ、手垢のついたノブが鈍く光っていた。(小川洋子 沈黙博物館)
  3. 鈍く光るナイフは、スローモーションのようにゆっくりとこちらに向かってくる。(恩田陸 ドミノ)
  4. 朝が近づき、月は鈍く光っているにすぎなかった。
  5. 落とした眼鏡が庭で鈍く光っていた。