「苦笑い」の意味と使い方や例文!「愛想笑い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
苦笑い

【読み方】
にがわらい

【意味】
にがにがしそうな表情をしながら強いて笑うこと。くしょう。

【類義語】
・苦笑

【対義語】
・朗笑

「苦笑い」の使い方

健太
担任の先生が、出席をとる時に読めないきらきらネームが多くて苦笑いしていたよ。
ともこ
きらきらネームが増えたわよね。
健太
きっと許容されていくんだろうね。
ともこ
マカロンとかポエムとかいう名前のおばあちゃんやおじいちゃんたちばかりの時代がいつか来るのね。

「苦笑い」の例文

  1. そのたびに、この一等大尉は妙な苦笑いを頬に浮べているのを常とした。(菊池寛 勲章を貰う話)
  2. 回転椅子に座った石飛さんが苦笑いしながら小さく舌を出している。(雫井脩介 クローズド・ノート)
  3. それに対して彼は苦笑いをし溜息をついて、こう答えるのを常とした。(アントン・チェーホフ 決闘)
  4. 呆れた健太くんは苦笑いをしていた。
  5. その地雷を踏んだ質問に、ともこちゃんはひきつった苦笑いをした。

「苦笑い」と「愛想笑い」の違いは?

苦笑い」に似ている表現に「愛想笑い(あいそわらい)」があります。

愛想笑い」は、「相手によい感じを持たれようとしてする笑い。追従笑い。」という意味です。

愛想笑い」は、相手の機嫌を損ねないよう笑うことをいいます。

しかし「苦笑い」は、苦々しく思いつつも笑うことをいいます。