「賑々しい」の意味と使い方や例文!「騒々しい」との違いは?(類義語)

【言葉】
賑々しい

【読み方】
にぎにぎしい

【意味】
非常ににぎにぎしい。大層にぎやかである。

【類義語】
・にぎやか

「賑々しい」の使い方

健太
一般客を招いた文化祭は賑々しいね。
ともこ
数年ぶりの通常開催よね。
健太
感染症蔓延のために、生徒とその保護者だけの文化祭が何年か続いていたからね。
ともこ
ウィルスとの闘いはこれからも避けられないものだけど、平穏な時が長く続くと良いわよね。

「賑々しい」の例文

  1. 駅付近の商店街は、いつも賑々しい
  2. 園児たちが賑々しく公園に向かって歩いている。
  3. 客の出入りが賑々しかったあの頃が懐かしい。
  4. そうして真岡の街は歓迎門が建ち、黄や赤や緑や紫の万国旗で賑々しく満飾されていた。(北原白秋 フレップ・トリップ)
  5. 拡声器も困り物だが、そう云う風ではきっとあの山の方々に電燈やイルミネーションを飾り、賑々しく景気を附けてはいないかと思ったからである。(谷崎潤一郎 陰翳礼讃)

「賑々しい」と「騒々しい」の違いは?

賑々しい」に似ている表現に「騒々しい(そうぞうしい)」があります。

騒々しい」とは、
①音や話し声などがさわがしい。やかましい。うるさい。
②平穏が破られ、不安で落ち着かない。

という意味です。

賑々しい」も「騒々しい」も、騒がしいさまをいいます。

しかし「賑々しい」は、賑やかなことをいい、ポジティブな意味で使われます。

対して「騒々しい」は、やかましい、うるさいといったネガティブな意味で使われます。