【言葉】
にじり寄る
【読み方】
にじりよる
【意味】
すわりながらじりじり寄る。じわじわと相手に迫り寄る。
【類義語】
・進み寄る
・迫り寄る
「にじり寄る」の使い方
ねえねえ。健太くん。
にじり寄ってきて何?
今話をしていたきれいな人は誰?
僕の従妹だよ。ご期待に添えなくて申し訳ないけど彼女じゃないよ。
「にじり寄る」の例文
- 彼はなんということもなしに、台どころのほうに、にじり寄って行った。(山本有三 路傍の石)
- 彼女はただ彼の暴言の真意を知りたい一心で、目の前の執事ににじり寄った。(東川篤哉 謎解きはディナーのあとで3)
- トンネルを出ると、大胆不敵にも、ジリジリと警官の方へにじり寄って来る。(江戸川乱歩 悪魔の紋章)
- 僕が食べているものがおいしそうに見えたのか、トカゲがにじり寄ってきた。
- 急ににじり寄られたので、思わず後ずさってしまった。