「脳裏をよぎる」の意味と使い方や例文!「頭をよぎる」との違いは?(類義語)

【言葉】
脳裏をよぎる

【読み方】
のうりをよぎる

【意味】
頭の中を横切ること。考えが頭に浮かぶこと。

【類義語】
・彷彿とさせる
・思いが去来する
・まぶたの裏に浮かぶ

「脳裏をよぎる」の使い方

ともこ
健太くん。熱が下がってよかったわね。
健太
試合に間に合ってよかったよ。出場辞退が脳裏をよぎったよ。
ともこ
練習する時間は削られたけど、これまでがんばってきたんだから大丈夫よ。
健太
ゆっくり休んだ分、気力も体力も十分だよ。

「脳裏をよぎる」の例文

  1. 過去の様々な出来事が、脳裏をよぎっては消えた。
  2. 悪い想像が脳裏をよぎって不安になった。
  3. 思うように怪我が治らず、引退の二文字が脳裏をよぎる
  4. 自殺が脳裏をよぎったこともあったが、いま思えば生きていてよかった。
  5. ここに至るまでに、あきらめが脳裏をよぎったこともある。

「脳裏をよぎる」と「頭をよぎる」とは?

脳裏をよぎる」に似ている表現に「頭をよぎる(あたまをよぎる)」があります。

頭をよぎる」とは、考えや心配な事が心の中にふと浮かぶことをいいます。

脳裏をよぎる」も「頭をよぎる」も、考えや心配なことが心に浮かぶことをいいます。

しかし、「脳裏をよぎる」の方が、心配事の程度が大きいニュアンスで使われます。