「抜きん出る」の意味と使い方や例文!「衆に抜きん出る」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
抜きん出る

「抽んでる」「擢んでる」とも書く。

【読み方】
ぬきんでる

【意味】
①抜けて出る。のがれる。
②他よりすぐれる。ひいでる。
③抜いて中から取り出す。選び出す。抜擢する。
④他より卓越させる。人よりはげんでする。

【類義語】
・ずば抜ける
・図抜ける
・飛び抜ける

【対義語】
・差し込む

「抜きん出る」の使い方

健太
あのアイドルは、同世代の中で頭一つ抜きん出る存在だよね。
ともこ
歌唱力もスタイルも演技力も完璧に仕上がっていて非の打ち所がないわ。
健太
顔もかわいいよ。
ともこ
オーディションで戦う時、彼女にかなう人はいないでしょうね。

「抜きん出る」の例文

  1. ともこちゃんは抜きん出た研究者で、ノーベル賞に最も近いと言われていた。
  2. 彼は抜きん出た才能の持ち主で、いわゆるギフテッドです。
  3. あの外科医は心臓手術に抜きん出た技を持つので、やんごとなき人物の執刀を行うことがある。
  4. あの作家は、同時代の作家の中では抜きん出た存在です。
  5. 時間とコストを掛ければ、他の作品より抜きん出ることが可能だ。

「衆に抜きん出る」とは?

抜きん出る」を用いた表現の一つに「衆に抜きん出る(しゅうにぬきんでる)」があります。

衆に抜きんでる」とは、多くの人の中からひときわすぐれているという意味です。

【例文】

  1. 彼の商才は衆に抜きん出る
  2. 帰国子女の彼の英語力は衆に抜きん出る