【言葉】
仰せつかる
【読み方】
おおせつかる
【意味】
命令を受ける。
「言いつかる」の意の命令する者を敬っていう語。
【類義語】・言いつかる
「仰せつかる」の使い方
健太くん。何をしているの?
近所のマダムの愛犬の見張り番を仰せつかっているんだ。
マダムはどうしたの?
そこの八百屋で買い物をしているよ。見張っていないと、この犬は脱走癖があるんだよ。
「仰せつかる」の例文
- 文化祭で、大任を仰せつかる。
- 来賓の接待を仰せつかる。
- キャプテンという大役を仰せつかる。
- その金を出すのは、毎年、饗応役を仰せつかった藩ということになっている。(夢枕獏 大江戸釣客伝 下)
- 土木工事などは、誰かが受け持たねばならぬものだが、それでも藩の力には大小がある。運悪く小藩が仰せつかったら、その藩にとっては一大事だ。(畠中恵 うそうそ)
「大任を仰せつかる」とは?
「仰せつかる」を用いた表現の一つに「大任を仰せつかる(たいにんをおおせつかる)」があります。
「大任を仰せつかる」とは、重大な任務を言いつかるという意味です。
【例文】
- 社の100周年記念で、社長から大任を仰せつかる。
- 仲人の大任を仰せつかる。