「鈍ましい」の意味と使い方や例文!「悍ましい」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
鈍ましい

【読み方】
おぞましい

【意味】
にぶい。おろかしい。

【類義語】
・にぶい
・おろかしい

【対義語】
・鋭い

「鈍ましい」の使い方

ともこ
宿題の存在を認識しながら遊びを優先させて、宿題を忘れるのは鈍ましいわよ。
健太
家に帰ったらやろうと思っていたんだけど疲れて寝てしまったんだよ。
ともこ
それが鈍ましいというのよ。
健太
遊びも子供の仕事なのに、宿題をしていたら日が暮れてしまうよ。

「鈍ましい」の例文

  1. ともこちゃんは鈍ましい健太くんを見下している。
  2. そんなことにも気づかないなんて鈍ましいなあ。
  3. 絵画や書の事になると葉子は鈍ましくも鑑識の力がなかった。(有島武郎・或る女)
  4. 鈍ましい彼に任せることに不安を覚えます。
  5. 何も手を打たないままぼんやりしているのは鈍ましく危険な行為です。

「鈍ましい」と「悍ましい」の違いは?

鈍ましい」と同じ読み方の語に「悍ましい」があります。

悍ましい」とは、
①ぞっとするようで嫌な感じだ。恐ろしい。
②我が強い。強情である。

という意味です。

両語は同じ読み方ですが、「鈍ましい」は、愚かの意で、「悍ましい」は、ぞっとするの意で使われ意味が違います。