「さしずめ」の意味と使い方や例文!「さしづめ」「とりあえず」との違いは?(類義語)

【言葉】
さしずめ

【意味】
1⃣[名]
さしつまったこと。どんづまり。
2⃣[副]
①落ち着くところ。結局。
②さしあたり。今のところ。

【類義語】
・ひとまず
・とりあえず

「さしずめ」の使い方

ともこ
大きな商店街ね。
健太
外国にもこんなところがあるんだね。
ともこ
日本で言えばさしずめ銀座ね。
健太
ここで買い物すれば何でもそろうね。

「さしずめ」の例文

  1. さしずめ新橋あたりを例に、私の趣味に合格する店は二、三軒であろう。(北大路魯山人 握り寿司の名人)
  2. とすると、さしずめわたしや弟は、だれよりも働きがないというわけです。(トルストイ アンナ・カレーニナ )
  3. 佐和山はふしぎな縁だと言ったが、さしずめ縁とでも言うほかなさそうである。(井上靖 星と祭下)
  4. さしずめ生活に困らないだけの貯金はある。
  5. 健太くんの行きそうなところで考えられるのは、さしずめともこちゃんのところだろう。

「さしずめ」と「さしづめ」の違いは?

さしずめ」は、「さしづめ」と書くこともあります。

現代仮名遣いで「さしづめ」も許容されるようになりました。