「然り」の意味と使い方や例文!「その逆も然り」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
然り

【読み方】
しかり

【意味】
そうである。その通りである。

【類義語】
・全くだ
・いかにも

【対義語】
・否

「然り」の使い方

健太
おじいちゃんは、昔は経営者として優秀だったんだけどなあ。
ともこ
年老いたのね。
健太
名馬も老いれば駄馬にも劣るというけど、優秀な人もまた然りだね。
ともこ
後進に道を譲って退く勇気は大事よね。

「然り」の例文

  1. 外見が内面に及ぼす影響はあなどれません。僧の衣も然り、私など心がけすらよくなるという単純さです(麻生佳花 尼は笑う)
  2. 関東では関東型、関西では関西型がよく見られるが、関東でも関西型の包丁が使われるし、その逆も然りだ。
  3. あの時は山羊のごとく然り山野泉流ただ自然の導くままに逍遙したり。(国木田独歩 小春)
  4. 男子に限ってのことではなく、女子もまた然りだ。
  5. その質問をされると常に「然り」と答える。

「その逆も然り」とは?

然り」を用いた表現の一つに「その逆も然り(そのぎゃくもしかり)」があります。

その逆も然り」とは、その逆もまた同じという意味です。

【例文】

  1. 営業からSEになるのが難しいように、その逆も然りだ。
  2. 歌は台詞を言うように歌えばいい、その逆も然りで、台詞は歌を歌うように言えばいい。