【言葉】
それどころか
【意味】
前に述べたことよりはるかに程度がはなはだしいことをいう語。
【類義語】
・かえって
「それどころか」の使い方
健太くん。頭痛はおさまった?
まだおさまっていないよ。それどころか痛みが激しくなっているよ。
病院に行った方が良いんじゃないかしら。
頭痛には大病が隠れているって言うからこわいよね。
「それどころか」の例文
- 君の邪魔をするつもりは無い。それどころかこれは君のためである。
- ともこちゃんのおかげで絶交しないで済んだ。それどころか、ますます仲良くなった。
- それだけは初めから明らかでした。それどころか、職務は愛によって利益を得るはずだ、と私は考えました。(ヘッセ ガラス玉演戯 下)
- でもあなたはそんなふうじゃない、それどころか服装には一分の隙もない。誰かに恋してるというより、ご自分に恋してるんでしょう。(シェイクスピア お気に召すまま)
- いや十分です、十分です、それどころか、十分すぎるくらい十分ですよ。(ドストエフスキー 白夜)