「立ち直る」の意味と使い方や例文!「開き直る」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
立ち直る

【読み方】
たちなおる

【意味】
①倒れそうになったものがもとに戻る。
②悪い状態からもとに戻る。

【類義語】
・持ち直す
・更生

【対義語】
・へこむ

「立ち直る」の使い方

ともこ
健太くん。失恋の痛手から立ち直ったの?
健太
新しい恋をしているんだ。
ともこ
早いわね。
健太
恋に恋い焦がれ恋に泣く。これぞ青春だね。

「立ち直る」の例文

  1. ともこちゃんには、何度でも立ち直る強さがある。
  2. 愛犬を失った悲しみから立ち直ることができずにいる。
  3. そのチームは崩壊寸前だったが、キャプテンの言葉で立ち直った。
  4. 立派に家框が立ち直ったと思うとその家は代が替わったりしていた。(有島武郎 生まれいずる悩み)
  5. さうして明るい意思が、彼の人の死枯れたからだに、再び立ち直つて来た。(折口信夫 死者の書)

「立ち直る」と「開き直る」の違いは?

立ち直る」に似ている表現に「開き直る(ひらきなおる)」があります。

開き直る」とは、「急に態度を変えて厳しくなる。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。」という意味です。

立ち直る」は、悪い状態からもとに戻ることをいいます。

対して「開き直る」は、主に、観念してふてぶてしい態度に出るという意味で使われ、「立ち直る」とは意味が違います。