「逞しい」の意味と使い方や例文!褒め言葉?女性にも使える?(類義語・対義語)

【言葉】
逞しい

【読み方】
たくましい

【意味】
①からだが頑丈で、いかにも強そうに見える。
②意志が強く、多少のことではくじけない。
③意気や勢いが満ちあふれている。

【類義語】
・強靭
・タフ

【対義語】
・か弱い

「逞しい」の使い方

ともこ
あんな嫌みを言われたのに平気なの?
健太
あんなの気にならないよ。
ともこ
逞しくてタフね。私だったら切れているわ。
健太
切れたら彼と同じレベルってことだから僕は流すことにしているよ。

「逞しい」の例文

  1. 力仕事にたずさわる健太くんの腕は丸太のように逞しい
  2. どんな状況下でも、どうすれば儲かるかを考えるともこちゃんは逞しい
  3. 彼女はまた、夫がどんな空想を逞しくしているかをも、よく知っていた。(チェーホフ チェーホフ短編集 燈火)
  4. やがて葉が落ちてしまうと、太く逞しい幹だけになってしまうのだろう。(井上靖 私の西域紀行 下)
  5. こんな寒さの中に、大いびきをかいている人間が、ひどく逞しく思われた。(三浦綾子 銃口)

褒め言葉?女性にも使える?

逞しい」は、「商魂逞しい」や「逞しい身体」のように、「丈夫で強そう。勢いが盛んで活力に満ち溢れる。」という褒め言葉として使われます。

なので女性にも使うことが可能です。

老若男女問わず、強靭な精神や身体を持つ人に対して使われます。