「助け舟を出す」の意味と使い方や例文!目上に使える?(類義語)

【言葉】
助け舟を出す

【読み方】
たすけぶねをだす

【意味】
人が困っているときに助ける。

【類義語】
・助勢する
・救助船を出す

「助け舟を出す」の使い方

健太
ともこちゃんが授業中助け舟を出してくれなかったら、先生に怒られるところだったよ。
ともこ
授業中に居眠りをするから、先生にあてられるのよ。
健太
居眠りしていたから、何を聞かれているのか分からなくて困ったよ。ともこちゃんが答えを教えてくれて本当に助かったよ。
ともこ
もう居眠りしちゃだめよ。

「助け舟を出す」の例文

  1. 二人の会話が途切れそうになるとサタスウェイト氏が助け舟を出した。(クリスティ 三幕の殺人)
  2. クラスで孤立する健太くんに助け舟を出したのがともこちゃんだった。
  3. ただごとではない様子を見かねて彼女が助け舟を出した。
  4. 困っている私に助け舟を出してくれた。
  5. 機転を利かせて助け舟を出した。

目上に使える?

助け舟を出す」は、「Aさんが助け舟を出してくれたおかげで乗り切る事が出来た」のような表現で使われます。

しかし、目上の人に対して使う場合には注意が必要です。

目下が目上の人に対して使う場合、「Aさんが助け舟を出してくださったおかげで乗り切る事が出来ました。」のようにへりくだった言い回しに変えたほうがいいでしょう。