「取り次ぎ」の意味と使い方や例文!「お取り次ぎをお願いします」とは?(類義語)

【言葉】
取り次ぎ

【読み方】
とりつぎ

【意味】
①とりつぐこと。
②自己の名をもって委託販売などを行うが、計算(損益)は委託者に帰する取引行為。

【類義語】
・仲介
・間に入る

「取り次ぎ」の使い方

健太
ともこちゃんのお兄さんに用事があるんだけど、取り次いでくれる?
ともこ
いいわよ。待っててね。
健太
手間をかけさせてごめんね。
ともこ
今忙しいから、暇な日にまた来て欲しいって。

「取り次ぎ」の例文

  1. あの家の内部に身内の者がいるものですから話をお取り次ぎしたのです。(与謝野晶子 源氏物語)
  2. 私がよくお話を聞いていろいろ貴僧にお取り次ぎ申して御相談しなくてはならん事もあるだろうというような御挨拶。(河口慧海 チベット旅行記)
  3. いくら嫌いだといっても、電話の取り次ぎや、仕事のことで話さなければならないこともある。(群ようこ 無印おまじない物語)
  4. 取り次ぎ店を介して仕入れています。
  5. 魚の取り次ぎ営業を生業としています。

「お取り次ぎをお願いします」とは?

取り次ぎ」を用いた表現の一つに「お取り次ぎをお願いします(おとりつぎをおねがいします)」があります。

お取り次ぎをお願いします」とは、とりつぎを頼む丁寧な表現です。

【例文】

  1. 電話をかけて、担当者にお取り次ぎをお願いしますと伝えた。
  2. 今日坂下さまと会う約束をしている井之頭です。お取り次ぎをお願いします