「貴い」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
貴い

【読み方】
とうとい

【意味】
①崇高で近寄りがたい。神聖である。高貴である。
②きわめて価値が高く、非常に貴重である。
③高徳である。ありがたい。

【類義語】
・高貴

【対義語】
・粗末
・ありふれた

「貴い」の使い方

健太
ともこちゃんは貴い生まれなんだってね。
ともこ
世が世ならお姫様ね。
健太
へえ。それはすごい。
ともこ
今はただのお嬢様よ。

「貴い」の例文

  1. 金の価値の貴い田舎では、何よりも先にこれから信用がくずれて行った。
  2. わたしは人において最も貴いものは想うこと考えることであると信じている。(与謝野晶子 婦人と思想)
  3. 貴い紙を一枚でもおろそかにしてはすまないと云ふ意を込めたのである。(柳宗悦 和紙の教へ)
  4. もっと、もっと、いくつもの惜しい貴い犠牲が必要のようでございます。(太宰治 斜陽)
  5. ともこちゃんのお父さんは貴い方にお仕えしている。