【言葉】
使い道
【読み方】
つかいみち
【意味】
①使う方法。使い方。
②使う目的に応じたそれぞれの方面。用途。使い所。
【類義語】
・使い先
・使途
・使い方
・用途
「使い道」の使い方
生徒会の会計に使い道がわからない金があったんだって。
使途不明金ってやつね。悪いことに使われたのかしら。
それを先生たちが調べているんだって。生徒会長は行方不明らしいよ。
逃げたのかしら。確実に悪いことに使われたわね。
「使い道」の例文
- 父の診療所から盗みだした時には、具体的な使い道は決めていなかった。(東野圭吾 殺人の門)
- 使い道を知らないやつが、そいつをひとり占めしている権利などないさ。(ハインライン 地球の緑の丘)
- そして私は言葉の正当な使い道すらも十分には心得ていない。(有島武郎 惜みなく愛は奪う)
- 賞金の1000万円の使い道を聞くと、借金返済と答えた。
- この部屋には、素人には使い道が分からない機械がたくさん置いてある。
「使い道」と「使い方」の違いは?
「使い道」に似ている表現に「使い方(つかいかた)」があります。
「使い方」とは、「使う方法。使用方法。」という意味です。
「使い道」も「使い方」も、何のためにどのように使うかということをいいます。
しかし「使い道」は、最終的にどう使われるのかを主に表わします。
対して「使い方」は、使用の方法、途中経過から最終的な使われ方まで、幅広く使われます。