「使い道」の意味と使い方や例文!「使い方」との違いは?(類義語)

【言葉】
使い道

【読み方】
つかいみち

【意味】
①使う方法。使い方。
②使う目的に応じたそれぞれの方面。用途。使い所。

【類義語】
・使い先
・使途
・使い方
・用途

「使い道」の使い方

健太
生徒会の会計に使い道がわからない金があったんだって。
ともこ
使途不明金ってやつね。悪いことに使われたのかしら。
健太
それを先生たちが調べているんだって。生徒会長は行方不明らしいよ。
ともこ
逃げたのかしら。確実に悪いことに使われたわね。

「使い道」の例文

  1. 父の診療所から盗みだした時には、具体的な使い道は決めていなかった。(東野圭吾 殺人の門)
  2. 使い道を知らないやつが、そいつをひとり占めしている権利などないさ。(ハインライン 地球の緑の丘)
  3. そして私は言葉の正当な使い道すらも十分には心得ていない。(有島武郎 惜みなく愛は奪う)
  4. 賞金の1000万円の使い道を聞くと、借金返済と答えた。
  5. この部屋には、素人には使い道が分からない機械がたくさん置いてある。

「使い道」と「使い方」の違いは?

使い道」に似ている表現に「使い方(つかいかた)」があります。

使い方」とは、「使う方法。使用方法。」という意味です。

使い道」も「使い方」も、何のためにどのように使うかということをいいます。

しかし「使い道」は、最終的にどう使われるのかを主に表わします。

対して「使い方」は、使用の方法、途中経過から最終的な使われ方まで、幅広く使われます。