「別れ難い」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
別れ難い

【読み方】
わかれがたい

【意味】
別れるのが難しい。

【類義語】
・立ち去り難い
・踏ん切りがつかない
・名残惜しい

「別れ難い」の使い方

健太
これでみんなと会うことは無くなるんだと思うと別れ難いよ。
ともこ
都会育ちの健太くんは知らないのかもしれないけど、ここは田舎だから、ほとんど同じ学校に進学するわよ。
健太
そうなの?もう会えないと思って感傷に浸っているのは僕だけ?
ともこ
そうね。みんなケロッとした顔をしているわよ。

「別れ難い」の例文

  1. だが目録の挿絵に載せてないせゐか、美しさを見てやる人がなかつたせゐか、買手が出ず、遂に売れ残つたのである。余り美しいので別れ難く、私が預り、何とかして知友の間に止めて置きたく、遂に原本虎一郎氏の望みに委ねた。(柳宗悦 赤絵鉢)
  2. それと、自分の病も懶く、なお、妻子との別れ難い気もちも手伝う。(吉川英治 平の将門)
  3. 会社に辞表を提出したとき、自分にはためらいがなかった。別れ難い友人も、忘れ難い思い出も、何も会社にはない。(乙一 暗いところで待ち合わせ)
  4. 別れ難い気がして、店を出た後、散歩に誘った。
  5. 別れ難く思い、二次会を催すことにした。