「わななく」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
わななく

【意味】
①恐怖や怒り、また寒さや発熱のためにからだがふるえる。
②音声がふるえる。
③ちぢれる。そそける。
④動揺する。ざわざわと動く。

【類義語】
・おののく

「わななく」の使い方

ともこ
健太くん。昨日、銀行強盗に遭遇したんですって?
健太
銀行強盗にピストルを突き付けられてわなないたよ。
ともこ
それはわななくわよね。
健太
でも、すぐに自分が持っているおもちゃのピストルと同じだって気が付いて、空手の技でやっつけたんだ。

「わななく」の例文

  1. 興奮にわななきながら、石垣からからだを突き出すようにして読んだ。(ビアス ビアス怪異譚)
  2. わななく片手で、恐ろしい音を立てながら彼は扉を開けた。(スタンダール 赤と黒 上)
  3. わななく手でからからにかわいた喉をおさえて、部屋の中を二めぐりした。(アレクサンドル・デュマ モンテ・クリスト伯)
  4. 寒さで手がわななき、小銭を落としてしまった。
  5. その発言を聞き、全身が怒りでわななく