【言葉】
笑いもの
【読み方】
わらいもの
【意味】
もの笑いのたね。わらいぐさ。馬鹿にされる対象。
【類義語】
・嘲笑される
・笑いの種
「笑いもの」の使い方
健太くんがデザイナーになるとはね。
クラスのみんなに変な服装だと笑いものにされたこともあったけど、僕の作った服に価値を見出してくれる人がいるんだよ。
健太くんのつくる服は個性的だから、普通の人には理解できないのよ。
天才は理解されがたいものだよね。
「笑いもの」の例文
- 彼は臆病者ではなかったから、人から笑いものにされるのはいやだった。(ビアス ビアス怪異譚)
- 人の笑いものにならないように、まんまるくかいてみせるつもりだった。(魯迅 阿Q正伝)
- 人に見られたら、それこそ世の笑いものになることは必定ではないか。(藤沢周平 麦屋町昼下がり)
- 村というせまい世界で、笑いものになることを何より恐れていた。
- 担任教師に変なあだ名をつけられ笑いものにされた。
「笑い物」と「笑い者」漢字の違いは?
「笑いもの」は、「笑い物」「笑い者」と漢字で表記されます。
「笑い物」も「笑い者」も、「笑い種」と同じ意で、「人から笑われる存在。笑いを誘う材料や物笑いの種。」という意味です。
「笑い物」も「笑い者」も、人から笑われる人を表す語です。