【言葉】
我ながら
【読み方】
われながら
【意味】
自分のことではあるが。自分ながら。
【類義語】
・反省
・後悔した態度
・恥じらう
【対義語】
・厚顔無恥
・面の皮が厚い
・ふてぶてしい
「我ながら」の使い方
自分たちの手で家を建てているんだ。
へえ。順調なの?
我ながら上手にできたと思うよ。あと少しなんだ。
家って自分で建てることができるのね。
「我ながら」の例文
- 我ながら良い出来だったと思います。
- 我ながら感心するほど素敵な花に育った。
- そんなつもりではなかったのだが、我ながら気のなさそうな挨拶になった。(三浦哲郎 愛しい女)
- 我ながら、子供の頃に戻ったかのような、無邪気な笑みなのがわかった。(冲方丁 光圀伝)
- いったい自分がどうなっているのやら、我ながらわけが分りませんでした。(ツルゲーネフ 米川正夫 片恋 ファウスト)
「我ながら情けない」とは?
「我ながら」を用いた表現の一つに「我ながら情けない(われながらなさけない)」があります。
「我ながら情けない」とは、自分のことながら嘆かわしいという意味です。
【例文】
- 自分の立場が悪くならなければいい。我ながら情けないが本心からそう思った。
- あの時の失敗をまだ引きずっていることに、我ながら情けないと思う。