【言葉】
良きに計らえ
【読み方】
よきにはからえ
【意味】
良いように処理をしておいて。
【類義語】
・適切な処理をして
・最善を尽くせ
・任せた
「良きに計らえ」の使い方
些細な生徒間の衝突をいちいち報告しに来ないで。
ともこちゃんは生徒会長なんだから何とかしてよ。
健太くんの判断で良きに計らえ。私は忙しいのよ。
僕が仲裁すると、ともこちゃんの仕事が増えると思うんだけどな。
「良きに計らえ」の例文
- 良きに計らえと曖昧な命令を下し、部下の自由度を高める。
- 文部科学省は、ハードは与えるから、ソフトは学校現場で良きに計らえという考えだ。
- 上司に報告に行ったら良きに計らえとのことでした。
- 君ならうまくできるだろう。良きに計らえ。
- 忘年会についてだが、良きに計らえ。
返し言葉は?
「良きに計らえ」の返事や返し言葉には、「おおせの通りに(おおせのとおりに)」「御意(ぎょい)」があります。
①「おおせの通りに」は、おっしゃる通りにという意味です。
相手に尊敬の意を示す表現で、「あなた様の言う通りです。同意します。」という意味で使われます。
②「御意」は、「お指図、仰せ。御命令。御意の通り。おぼしめし。お考え。」という意味です。
また、「良きに計らえ」のような目上の人の言葉に対する返事に用いられ、「おおせの通り。ごもっとも。」という意味で使われます。