「良きに計らえ」の意味と使い方や例文!返し言葉は?(類義語)

【言葉】
良きに計らえ

【読み方】
よきにはからえ

【意味】
良いように処理をしておいて。

【類義語】
・適切な処理をして
・最善を尽くせ
・任せた

「良きに計らえ」の使い方

ともこ
些細な生徒間の衝突をいちいち報告しに来ないで。
健太
ともこちゃんは生徒会長なんだから何とかしてよ。
ともこ
健太くんの判断で良きに計らえ。私は忙しいのよ。
健太
僕が仲裁すると、ともこちゃんの仕事が増えると思うんだけどな。

「良きに計らえ」の例文

  1. 良きに計らえと曖昧な命令を下し、部下の自由度を高める。
  2. 文部科学省は、ハードは与えるから、ソフトは学校現場で良きに計らえという考えだ。
  3. 上司に報告に行ったら良きに計らえとのことでした。
  4. 君ならうまくできるだろう。良きに計らえ
  5. 忘年会についてだが、良きに計らえ

返し言葉は?

良きに計らえ」の返事や返し言葉には、「おおせの通りに(おおせのとおりに)」「御意(ぎょい)」があります。

①「おおせの通りに」は、おっしゃる通りにという意味です。

相手に尊敬の意を示す表現で、「あなた様の言う通りです。同意します。」という意味で使われます。

②「御意」は、「お指図、仰せ。御命令。御意の通り。おぼしめし。お考え。」という意味です。

また、「良きに計らえ」のような目上の人の言葉に対する返事に用いられ、「おおせの通り。ごもっとも。」という意味で使われます。