「よしなに」の意味と使い方や例文!「どうぞよしなに」とは?返し方は?(類義語)

【言葉】
よしなに

【意味】
うまい具合になるように。よいように。よろしく。

【類義語】
・よろしく
・よいように

「よしなに」の使い方

ともこ
この店良い店だったわね。
健太
店長さんからこれからもよしなにって言われたよ。
ともこ
また来てもいいような店ね。
健太
常連になりそうだよ。

「よしなに」の例文

  1. あとのことは、泰軒先生のお指図を受けて、よしなにするがよい。(林不忘 丹下左膳)
  2. これは露ほども明かさずに、今の処、明さんを、よしなに慰めて上げて下さいまし。(泉鏡花 草迷宮)
  3. 「それでは、今後ともよしなに」 光國は言った。(冲方丁 光圀伝)
  4. 社長によしなに伝えて下さい。
  5. どうぞよしなにお取り計らいください。

「どうぞよしなに」とは?返し方は?

よしなに」を用いた表現の一つに「どうぞよしなに」があります。

どうぞよしなに」の「どうぞ」は、丁重に頼んだり、心から願ったりする気持ちを表し、「どうか。なにとぞ。」という意味です。

どうぞよしなに」とは、どうかよい具合に、どうかよろしくという意味です。

初対面の挨拶など、これから良い関係を築きたいと思う相手に対して使うことができます。

返し方は、

こちらこそどうぞよろしくお願いします」と言います。