「俗に言う」の意味と使い方や例文!「世に言う」との違いは?(類義語)

【言葉】
俗に言う

【読み方】
ぞくにいう

【意味】
世間で言われる。世間一般に言う。

【類義語】
・巷で言われる
・一般的な言い方
・いわゆる

「俗に言う」の使い方

健太
ともこちゃんは、あの学校を受験するの?
ともこ
そうなの。受かるといいなあ。
健太
俗に言う難関校だもんね。
ともこ
偏差値も倍率も高いの。でもがんばるわ。

「俗に言う」の例文

  1. 怒りを関係のない人にぶつけるのは、俗に言う八つ当たりだ。
  2. ともこちゃんが失敗するとは、俗に言う河童の川流れだ。
  3. 健太くんは、俗に言うニートだ。
  4. 俗に言うサラ金と言われる金融業者から金を借りてはいけない。
  5. 彼は俗に言うエリートで、年収2000万円を超える。

「俗に言う」と「世に言う」との違いは?

俗に言う」に似ている表現の一つに「世に言う(よにいう)」があります。

世に言う」とは、世間に言う、いわゆるという意味です。

俗に言う」も「世に言う」も、いわゆるという意味で使われます。

しかし「俗に言う」は、俗称や俗語に対して使われることが多いです。

対して「世に言う」は、俗称ではなく正式名称として世間に定着している名称に対して使われることが多いです。

世間に定着した正式名称でも「俗に言う」という表現が使われることもあり、「俗に言う」の方がよく使われます。