【言葉】
不意に
【読み方】
ふいに
【意味】
思いがけず突然。予想していないときに、何かが起こったり、考えや記憶が浮かんだりすること。

「不意に」は、思いがけず突然、という意味だよ。「不意に声をかけられた」「昔のことを不意に思い出した」のように、前触れのない出来事や考えを表すんだ。

ニャルほど! オラも不意に名前を呼ばれたらびっくりするニャ。でも、不意に楽しい思い出が浮かぶこともあるんだニャン。
【類義語】
・突然
・いきなり
・思いがけず
・ふと(考えが浮かぶ場合)
【対義語】
厳密に対応する対義語はありません。
・あらかじめ(反対の時間的状況を表す場合)
・前もって
「不意に」の使い方

わっ、びっくりした! 急に声が聞こえたよ。

ごめんね。後ろから声をかけたから驚いたのね。

不意に話しかけられると、びっくりするんだ。

そうね。次は近くに行ってから声をかけるわ。
「不意に」の例文
- 不意に肩をつかまれて驚いた。
- そして不意にほとばしり出た涙は指のあいだを伝って流れるのであった。(ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟)
- しかし奥さんの顔を見た時不意に我とも知らずそういってしまったのです。(夏目漱石 こころ)
- 妻の突然の死で、彼は凭れていた柱が不意に倒れたような感じだった。(徳田秋声 仮装人物)
- 不意に健太くんと話したことを思い出した。
「不意に思う」とは?
「不意に」を用いた表現の一つに「不意に思う(ふいにおもう)」があります。
「不意に思う」は、何かをきっかけにしたり、特に意識していなかったりするのに、ある考えがふと浮かぶことです。わざと考え始めるというより、思いがけず心に浮かぶ様子を表します。
【例文】
- 帰り道で昔の友達に出会い、子どもの頃のことを不意に思うことがあった。
- あの時ああ言えばよかったと不意に思うことがある。













