「名状しがたい」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
名状しがたい

【読み方】
めいじょうしがたい

【意味】
物事のありさまを言葉で表現することが難しい。

【類義語】
・言葉で言い表せない
・形容しがたい
・言語を絶する
・筆舌に尽くしがたい

「名状しがたい」の使い方

ともこ
すごい演奏だったわね。
健太
名状しがたい感動で胸がいっぱいだよ。
ともこ
本当に素晴らしい演奏って言葉がいらないわよね。
健太
名状しがたくて言葉が見つからないよ。圧巻の演奏だった。

「名状しがたい」の例文

  1. 名状しがたいような興味はむしろ他の点に、顔の輪廓そのものにあった。(ギルバート・キース チェスタートン 直木三十五訳 秘密の庭)
  2. 突然、私は彼に一種の血を分けたような名状しがたい親しみを感じた。(カヴァン 氷)
  3. それが、彼の復讐心に、快い刺激を与えたのは、もちろんである。が、それにつれて、彼はまた、ある名状しがたい心の疲労に、襲われた。(芥川龍之介 偸盗)
  4. しばらく頭の中で考えていたことは名状しがたいものだった。
  5. 彼の発言に名状しがたい不快感を覚えた。