「申し受ける」の意味と使い方や例文!「頂戴する」との違いは?(類義語)

【言葉】
申し受ける

【読み方】
もうしうける

【意味】
①お願いを申し上げる。
②申し出て請い受ける。願って受ける。請い受ける。いただく。
③招待する。

【類義語】
・引き受ける
・受け取る

「申し受ける」の使い方

健太
お参りが済んだのに何をしてるの?
ともこ
御朱印を申し受けているの。
健太
御朱印帳を持っているんだね。
ともこ
この御朱印帳を持っていると、沢山の神様から勇気をもらえる気がするの。

「申し受ける」の例文

  1. が、それでもなお、私としてはなんとしても栄三郎殿を養子に申し受けたい。(林不忘 丹下左膳)
  2. それを申し受ける日が近づいているとは思わぬか。(室生犀星 姫たちばな)
  3. 時と場合によれば、細君として申し受ける事も不可能でないと僕は思ったからである。(夏目漱石 彼岸過迄)
  4. 混雑通行料という名目でトンネル利用料金を申し受ける。
  5. 利息は申し受けずに、幾許がご用立てしましょう。

「申し受ける」と「頂戴する」の違いは?

申し受ける」に似ている表現に「頂戴する(ちょうだいする)」があります。

頂戴する」とは、「もらうことの謙譲語。賜ること。いただくこと。特に、もらって食べたり飲んだりすること。」という意味です。

申し受ける」は、「総領は実費を申し受けます」のように、お願いしてもらい受けることをいいます。

対して「頂戴する」は、ありがたくもらうことをいいます。