「功を成す」の意味と使い方や例文!「功を奏す 」との違いは?(類義語)

【言葉】
功を成す

【読み方】
こうをなす

【意味】
成功する。

【類義語】
・達成する

「功を成す」の使い方

健太
駅前の再開発が功を成したね。
ともこ
人が増えたわよね。
健太
駅前商店街も活気が戻ったよ。
ともこ
久しぶりに大成功の公共事業だったわね。

「功を成す」の例文

  1. 彼女の突飛な考えは功を成すのだろうか。
  2. 子供たちは皆、技術者として功を成している。
  3. 人試みに指を屈して之を數へて、其の功を成すことの大小を考へて見たならば興味が有らう。(幸田露伴 努力論)
  4. 20代の女性をターゲットにした商品展開が功を成した。
  5. 早めの発見、早めの治療が功を成す

「功を成す」と「功を奏す 」の違いは?

功を成す」に似ている表現の一つに「功を奏す(こうをそうす)」があります。

功を奏す」とは、「(自分の功績を君主に奏上する意)事が成就する。事の結果が首尾よくあらわれる。効を奏する。」という意味です。

「功を成す」も「功を奏す」も、成功することをいいます。

しかし「功を奏す」は、「奇襲作戦が功を奏す」のように、作戦や手段に対して使われます。

対して「功を成す」は、作戦や手段だけでなく、人に対しても使う点が違います。