【言葉】
功を成す
【読み方】
こうをなす
【意味】
成功する。
【類義語】
・達成する
「功を成す」の使い方
駅前の再開発が功を成したね。
人が増えたわよね。
駅前商店街も活気が戻ったよ。
久しぶりに大成功の公共事業だったわね。
「功を成す」の例文
- 彼女の突飛な考えは功を成すのだろうか。
- 子供たちは皆、技術者として功を成している。
- 人試みに指を屈して之を數へて、其の功を成すことの大小を考へて見たならば興味が有らう。(幸田露伴 努力論)
- 20代の女性をターゲットにした商品展開が功を成した。
- 早めの発見、早めの治療が功を成す。
「功を成す」と「功を奏す 」の違いは?
「功を成す」に似ている表現の一つに「功を奏す(こうをそうす)」があります。
「功を奏す」とは、「(自分の功績を君主に奏上する意)事が成就する。事の結果が首尾よくあらわれる。効を奏する。」という意味です。
「功を成す」も「功を奏す」も、成功することをいいます。
しかし「功を奏す」は、「奇襲作戦が功を奏す」のように、作戦や手段に対して使われます。
対して「功を成す」は、作戦や手段だけでなく、人に対しても使う点が違います。