「忌々しい」の意味と使い方や例文!「禍々しい」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
忌々しい

【読み方】
いまいましい

【意味】
①斎みつつしむべきである。
②忌み嫌うべきことである。
③腹立たしい。癪に障る。

【類義語】
・腹立たしい
・苦々しい

【対義語】
・好ましい

「忌々しい」の使い方

ともこ
彼の前で津波の話をしちゃだめよ。
健太
心に傷があるの?
ともこ
地震や津波にまつわる忌々しい記憶がまだ消えないのよ。
健太
一生消えることがないんだろうな。他人事じゃないよね。

「忌々しい」の例文

  1. 詐欺師にまんまと騙されるとは忌々しい
  2. 忌々しい害虫をこの世から一掃したい。
  3. こんな風雨の日に出かけなければならないとは忌々しい
  4. いまさら健太くんに頭を下げるのも忌々しい
  5. 彼のやり方はまったくもって忌々しい

「忌々しい」と「禍々しい」の違いは?

忌々しい」に似ている表現に「禍々しい(まがまがしい)」があります。

禍々しい」とは、「いまわしい。不吉な感じである。」という意味です。

忌々しい」も「禍々しい」も、忌まわしいという意味があります。

しかし「忌々しい」には、「腹立たしい。癪に障る。」という意味がある点が違います。

対して「禍々しい」は、不吉な感じがするという意味がある点が違います。