【言葉】
明け透け
かな書きも多い。
【読み方】あけすけ
【意味】
態度や言動がはっきりしているが、慎み深きを欠くこと。露骨。赤裸々。
【類義語】
・開けっ広げ
・ざっくばらん
【対義語】
婉曲
「明け透け」の使い方
彼はどこ出身なのかしら。
北海道だよ。イクラとウニが好物なんだ。他に何が知りたい?
何でそんなに詳しいのか知りたいわ。
彼が明け透けな人だからだよ。質問したことにはつつみかくさず答えてくれるんだ。
「明け透け」の例文
- そう明け透けに言っては角が立つよ。
- 健太くんは、何でも明け透けにものを言う人なんだ。
- 気難しい彼が明け透けに付き合えるのは、ともこちゃんくらいのものだった。
- 気心が解って来ると、細君は茶の室へあがって来て、お国言葉丸出しで自分の身のうえを明け透け話した。(徳田秋声 黴)
- 部長は彼の失敗を明け透けに批判した。
「あけすけな物言い」とは?
「明け透け」を用いた表現の一つに「あけすけな物言い(あけすけなものいい)」があります。
「あけすけな物言い」とは、つつみかくさない言い方という意味です。
【例文】
- 彼のあけすけな物言いはひどく気に障る。
- あのコメンテーターは、あけすけな物言いで人気です。