【言葉】
伺いたく存じます
【読み方】
うかがいたくぞんじます
【意味】
伺いたいと思うの丁寧な表現。
【類義語】
・お伺いできれば幸いです
・伺いたいと思います
「伺いたく存じます」の使い方
校長先生の意見を聞きたいなあ。
ご意見を伺いたく存じますって聞いてきたら?
答えてくれるかなあ。
真摯な姿勢でお願いすれば、校長先生がどんなに忙しくても無視できないわよ。
「伺いたく存じます」の例文
- この企画についてご見解を伺いたく存じます。
- 契約について詳細をお話ししたいので、御社に伺いたく存じます。
- 今後どうするおつもりか伺いたく存じます。
- 不明な点があるので伺いたく存じます。
- 伺いたく存じますがご都合はいかがですか。
似た表現の間違いに注意
「伺いたく存じます」に似ていて間違えやすい表現が3つあります。
「お伺いさせていただきます」
1つ目は、「お伺いさせていただきます」です。
「お伺いさせていただきます」の、「おー・させていただき」は、「する」の謙譲語です。
また、「伺い」は、「訪問する」の謙譲語です。
さらに、「ます」は、丁寧語の「ます」です。
このことから、謙譲語が重複した二重敬語であることがわかります。
敬語として誤った表現です。
「伺いたく存じます」または「伺います」という表現を使うようにしましょう。
「お伺いいたします」
2つ目は、「お伺いいたします」です。
「お伺いいたします」の「おー・いたし」は、「する」の謙譲語です。
また、「伺い」は、「訪問する」の謙譲語です。
さらに、「ます」は、丁寧語の「ます」です。
このことから謙譲語が重複した二重敬語であることがわかります。
敬語として誤った表現です。
「伺いたく存じます」または「伺います」という表現を使うようにしましょう。
「お伺いしてもよろしいでしょうか」
3つ目は、「お伺いしてもよろしいでしょうか」です。
「お伺いしてもよろしいでしょうか」の、「おー・しても」は、「する」の謙譲語です。
「伺い」は、「訪問する」の謙譲語です。
「よろしいでしょうか」は、「よいですか」の謙譲語です。
このことから謙譲語が重複した「伺ってよいか」の二重敬語であることがわかります。
敬語として誤った表現です。
「伺って良いでしょうか」や「伺わせて下さい」という表現を使うようにしましょう。