「ひとかたならぬ」の意味と使い方や例文!「ひとかたならぬご厚情を賜り」とは?(語源由来・類義語)

【言葉】
ひとかたならぬ

「一方ならぬ」と表記する。
【意味】
ひととおりでない。非常な。

【語源・由来】
「一方」は、「程度が普通であるさま。ひととおり。」という意味。「一方」+打消しの「ぬ」から成る語。

【類義語】
・誠に
・ひとえに
・並々ならぬ
・並一通りではない
・非常に

「ひとかたならぬ」の使い方

健太
あの先生にはひとかたならぬ世話になったんだ。
ともこ
じゃあ、結婚を盛大にお祝いしてあげないとね。
健太
何をしてあげればいいかな。
ともこ
サプライズパーティーをしましょう。

「ひとかたならぬ」の例文

  1. ひとかたならぬ苦労の末に、ダムの工事が終わった。
  2. 還暦を過ぎてから若い妻を迎えることにひとかたならぬ悶着があった。
  3. 健太くんにとっても想定外だったようで、ひとかたならぬ驚きようだった。
  4. この場所にはひとかたならぬ思いがある。
  5. ともこちゃんの覚悟は、ひとかたならぬものがある。

「ひとかたならぬご厚情を賜り」とは?

ひとかたならぬ」を用いた表現の一つに「ひとかたならぬご厚情を賜り(ひとかたならぬごこうじょうをたまわり)」があります。

ひとかたならぬご厚情を賜り」とは、非常にご配慮いただきという意味です。

【例文】

  1. ひとかたならぬご厚情を賜り、感謝の言葉もございません。
  2. ひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございます。