「我ながら」の意味と使い方や例文!「我ながら情けない」とは?(類義語)

【言葉】
我ながら

【読み方】
われながら

【意味】
自分のことではあるが。自分ながら。

【類義語】
・反省
・後悔した態度
・恥じらう

【対義語】
・厚顔無恥
・面の皮が厚い
・ふてぶてしい

「我ながら」の使い方

健太
自分たちの手で家を建てているんだ。
ともこ
へえ。順調なの?
健太
我ながら上手にできたと思うよ。あと少しなんだ。
ともこ
家って自分で建てることができるのね。

「我ながら」の例文

  1. 我ながら良い出来だったと思います。
  2. 我ながら感心するほど素敵な花に育った。
  3. そんなつもりではなかったのだが、我ながら気のなさそうな挨拶になった。(三浦哲郎 愛しい女)
  4. 我ながら、子供の頃に戻ったかのような、無邪気な笑みなのがわかった。(冲方丁 光圀伝)
  5. いったい自分がどうなっているのやら、我ながらわけが分りませんでした。(ツルゲーネフ 米川正夫 片恋 ファウスト)

「我ながら情けない」とは?

我ながら」を用いた表現の一つに「我ながら情けない(われながらなさけない)」があります。

我ながら情けない」とは、自分のことながら嘆かわしいという意味です。

【例文】

  1. 自分の立場が悪くならなければいい。我ながら情けないが本心からそう思った。
  2. あの時の失敗をまだ引きずっていることに、我ながら情けないと思う。