【言葉】
出し渋る
【読み方】
だししぶる
【意味】
ためらって、気持ちよく出そうとしないでいる。金品などを出し惜しむ。
【類義語】
・けちけちする
・渋い
【対義語】
・もてなす
・奢る
・太っ腹
・気前がいい
・金に糸目をつけない
「出し渋る」の使い方
ここからは有料ですっていう記事が増えたよね。
出し渋らないで欲しいわよね。
出し渋る位なら、最初から有料記事にしてほしいよ。
見てしまうと気になるけど、お金は払いたくなくて葛藤するわよね。
「出し渋る」の例文
- 景気が悪化し、夫がいらいらすることが増え、生活費を出し渋るようになった。
- 彼はあらゆることに金を出し渋る、いわゆるドケチである。
- そういうことも社長が金を出し渋る原因らしいんです。(松本清張 火と汐)
- 駕籠代や弁当代を出し渋ると、妙にゆすりめいたせりふを並べた。こっちは病人がいるのだから、つい言いなりに金をつかませるのである。(稲垣史生 考証 時代劇)
- 採用にかかる費用を出し渋り、人手不足倒産に陥ることが多い。
「出し渋る」と「出し惜しむ」の違いは?
「出し渋る」に似ている語に「出し惜しむ(だしおしむ)」があります。
「出し惜しむ」は、金銭や物品などを惜しんで、なかなか出さないでいることをいいます。
「出し渋る」も「出し惜しむ」も、金品などを出すことを躊躇する意味で使われます。