【言葉】
お召し物
【読み方】
おめしもの
【意味】
他人の衣装の尊敬語。御着物。
【類義語】
・服装
・ファッション
「お召し物」の使い方
ともこちゃん。雨が降ってきたよ。タクシーで行こうよ。
タクシー代がもったいないわ。
せっかくのお召し物が台無しになってしまうよ。
雨に濡れたらシルクのドレスがだめになってしまうわね。タクシーで行きましょう。
「お召し物」の例文
- お覚えがなくって?あなたのお召し物は、いつもいつもぞっとするようなのばかりでしたわ。(アントン・チェーホフ 決闘)
- あの姉妹のかたがたもいいかた。あのかたたちのお召し物ほどお上品なものをみたことがないわ。(オースティン 高慢と偏見 上)
- まあお召し物を台なしに遊ばして何をなすっていらっしゃるんですねえ。(谷崎潤一郎 少年)
- 伊勢神宮に参拝の際には、白のお召し物を選ばれることが多い。
- 王子が着用していたお召し物は、軍服ではなくモーニングでした。
「お召し物は大丈夫ですか」とは?
「お召し物」を用いた表現の一つに「お召し物は大丈夫ですか(おめしものはだいじょうぶですか)」があります。
「お召し物は大丈夫ですか」とは、お洋服や御着物に汚れや傷みなどはございませんかという意味です。
【例文】
- 私の車のせいで泥がはねたお召し物は大丈夫ですか。
- ワインをこぼしたお召し物は大丈夫ですか。