【言葉】
折に触れて
【読み方】
おりにふれて
【意味】
機会があるごとに。
「折」は、機会・時機の意。
【類義語】・頃合いを見て
・頃合いを見計らって
・折あらば
「折に触れて」の使い方
振り込め詐欺の被害が無くならないわね。
折に触れて、離れて暮らす家族に電話をすることが大事だね。
すぐに偽物だと気付くように、連絡は取り合うべきね。
今こそ家族の団結力が試される時だよ。
「折に触れて」の例文
- その本は、彼が折に触れて読み返していた。
- 折に触れて上司に訴えてきたが聞き入れられなかった。
- 首相は折に触れて、防衛力の強化についてのメッセージを発してきた。
- 公人として発言には注意するよう折に触れて注意してきた。
- 彼とは折に触れて会う機会が多いので運命のようなものを感じる。
「折に触れて」と「折を見て」「事あるごとに」との違いは?
「折に触れて」に似ている語に「折を見て(おりをみて)」「事あるごとに(ことあるごとに)」があります。
「折に触れて」と「折を見て」違いは?
「折を見て」とは、「機会を見て。都合がいいときに。」という意味です。
「折に触れて」も「折を見て」も、「折」=「機会」の意味で使われます。
しかし「折に触れて」は、機会があるたびに、いつでもという意味です。
対して「折を見て」は、いつか、都合の良い機会にという意味です。
「折に触れて」と「事あるごとに」違いは?
「事あるごとに」とは、何か起きるたびにという意味です。
「折に触れて」も「事あるごとに」も、いつでもという、ほぼ同じ意味で使われます。