「お悔やみ申し上げます」の意味と使い方や例文!「ご愁傷様です」「ご冥福をお祈りします」との違いは?(類義語)

【言葉】
お悔やみ申し上げます

【読み方】
おくやみもうしあげます

【意味】
遺族に申し述べる哀悼の言葉。

「悔やみ」は、人の死を弔うこと。また、弔う言葉。
【類義語】
・哀悼の意を表します

「お悔やみ申し上げます」の使い方

健太
警察署に拘留中に容疑者が亡くなったんだって。
ともこ
何があったんでしょうね。
健太
死人に口なしって言うから真実は闇の中だね。
ともこ
警察から「お悔やみ申し上げます」という言葉はあったけど、詳細の説明はなかったんですって。説明や謝罪があるべきよね。

「お悔やみ申し上げます」の例文謹んで

  1. お悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
  2. この度の兄上のご遭難を謹んでお悔やみ申し上げます。(森村誠一 山の屍)
  3. 「お慰めする言葉も見つかりませんが、深くお悔やみ申し上げます」 「ありがとうございます」 彼女は美知香から目を離さず、穏やかな声で応じた。(宮部みゆき 名もなき毒)
  4. 社員が過労死し、直属の上司は「お悔やみ申し上げます」と口頭で述べたが謝罪はなかった。
  5. ご遺族に心からお悔やみ申し上げます

「お悔やみ申し上げます」と「ご愁傷様です」「ご冥福をお祈りします」との違いは?

お悔やみ申し上げます」に似ている表現に「ご愁傷様です(ごしゅうしょうさまです)」「ご冥福をお祈りします(ごめいふくをおいのりします)」があります。

「お悔やみ申し上げます」と「ご愁傷様です」の違いは?

ご愁傷様です」とは、人の不幸に際し、その縁者に同情していう挨拶の言葉です。また、相手の期待外れを皮肉っていう時にも使われます。

お悔やみ申し上げます」も「ご愁傷さまです」も、身内を失った人にいう言葉です。

しかし「ご愁傷さまです」は、相手の期待外れを皮肉っていう時にも使われます。

「お悔やみ申し上げます」と「ご冥福をお祈りします」の違いは?

ご冥福をお祈りします」とは、亡くなった人へのお悔やみを意味する言葉で、死後の幸せをお祈りしますという意味です。

お悔やみ申し上げます」も「ご冥福をお祈りします」も、人が亡くなった際にいう言葉です。

しかし「お悔やみ申し上げます」は、亡くなった人の遺族にいう言葉です。

対して「ご冥福をお祈りします」は、亡くなった人に対していう言葉です。