【言葉】
不甲斐ない
「腑甲斐ない」とも書く。
【読み方】
ふがいない
【意味】
情けなくなるほどだらしがないさま。
【類義語】
・意気地がない
【対義語】
・甲斐甲斐しい
「不甲斐ない」の使い方
優勝を目指していたのに、最下位で終わるとは不甲斐ない。
運を味方にできなかったわね。
運を味方につけるのもまた実力だよ。
勝負の世界は厳しい世界ね。
「不甲斐ない」の例文
- 怪我で試合に出られず、不甲斐ない思いがあった時期がある。
- 決して褒めることができない結果で不甲斐なさを感じる。
- 皇帝もまた、息子の不甲斐なさに頭を痛める一人の父親だったのである。(森福都 長安牡丹花異聞)
- それでも一美は、わたしのことを不甲斐ない母親だと思っているでしょう。(宮部みゆき R.P.G )
- ただ障りなく、おとなしく、檻の中にいればよいモノなのか?そう怒りながら、一方でわたしは、自分の不甲斐なさにも、ひどく腹を立てていた。(上橋菜穂子 獣の奏者 外伝刹那)