「よろしく」の意味と使い方や例文!「宜しくお願い致します」は実は間違い?

【言葉】
よろしく

【意味】
①ちょうどよいぐあいに。程よく。適当に。
②人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える語。
③「よろしくお伝えください」の意で、別の人への好意を伝えてもらうときに用いる語。

【「宜しくお願い致します」は間違い?】
ビジネスシーンでよく見る表記ですが、厳密にはひらがな表記が望ましいとされています。

「宜しく」は常用漢字外
「宜」という漢字を「よろ(しく)」と読むのは常用漢字表にない「当て字」です。そのため、公用文や教科書などではひらがなで「よろしく」と書くのがルールです。

「致します」もひらがなが基本
「いたします」は補助動詞(他の動詞を助ける役割)として使う場合、ひらがなで書くのが一般的です。

言葉の博士
ビジネスメールなどで「宜しくお願い致します」と書いても間違いではありませんが、より洗練された印象を与えたい場合は、「よろしくお願いいたします」とひらがなで書くのが最もスマートで正しいマナーとされています。

【類句・言い換え】

  • より丁寧に:何卒(なにとぞ)、伏して(ふして)、お引き立てのほど
  • 「よろしく伝えて」の言い換え:ご自愛くださいとお伝えください、よしなにお伝えください

「よろしく」の使い方

健太
ともこちゃん、今度の自由研究、僕とペアを組んでよ!よろしくね!
ともこ
健太くん、そうやって丸投げするつもりでしょ。『よろしく』の一言で済ませようとしたらダメよ。
健太
ギクッ。じゃあ、ビジネスマン風に『何卒よろしくお願いいたします!』って言えばいいかな?
ともこ
言葉だけ丁寧でも中身が伴わなきゃ。まずは役割分担を決めましょう。それからなら、喜んで引き受けるわよ。

「よろしく」の例文

  1. 今日からこのクラスに入ることになりました。みんな、よろしくね!
  2. 文化祭の準備、みんなで協力して成功させよう。明日もよろしく
  3. ご多忙の折とは存じますが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
  4. 今度、お母様にもよろしくお伝えください。またお会いできるのを楽しみにしています。
  5. 物事が円滑に進むよう、各自が周囲とよろしく連携をとることが重要だ。