「艶やか(あでやか)」の意味と使い方や例文!「つややか」との違いは?(類義語)

【言葉】
艶やか

【読み方】
あでやか

【意味】
女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。

【類義語】
・艶麗
・豊麗
・婉然
・妖美

「艶やか」の使い方

健太
艶やかな振袖だね。
ともこ
今日は、二十歳の日なのね。
健太
成人の日って言わないんだ?
ともこ
成人が18歳に引き下げになったから、18歳と20歳の両方がいるの。しばらくは別々に開催されるんだけど、ややこしいわよね。

「艶やか」の例文

  1. ともこちゃんは、ステージの上で艶やかに舞った。
  2. 一つずつの花が、その艶やかさを自分の中につつみ込んで自足している。(佐野洋子 私の猫たち許してほしい)
  3. あの艶やかな顔の上に流れる涙の一筋々々を彼は見のがさなかった。(スタンダール 赤と黒)
  4. ボタンの時期がくればボタンの木にボタンの花が艶やかに咲く。(三浦綾子 塩狩峠・道ありき)
  5. 嫂はまず色の眼につく艶やかな姿を黒い幌の中へ隠した。(夏目漱石 行人)

「艶やか」と「つややか」の違いは?

艶やか」は「つややか」とも読むことができます。

つややか」とは、光沢があって美しいさまをいいます。

あでやか」は、女性の容姿がなまめかしく華やかなさまをいいます。

艶やか」は、読み方によって意味が全く違うので注意しましょう。