【言葉】
敢えて
【読み方】
あえて
【意味】
①しいて。おしきって。
②(打消しの語を伴って)
㋐少しも。一向に。全然。
㋑わざわざ。特に。
【類義語】
・強いて
・押して
・たって
「敢えて」の使い方
太陽は東から昇るの?
そんな当たり前のことを敢えてきく必要がある?
間違えて南から昇ることは無い?
地軸がずれたりしない限り無いわね。
「敢えて」の例文
- だれも敢えて健太くんを止めようとしなかった。
- 敢えてその工程を省き、今までにない作品に仕上げました。
- 自分の成長のために、敢えて難しい役を引き受けることにした。
- 君は恵まれているのだから、敢えてそんな危険を冒す必要はない。
- 敢えて言わせてもらうが、君の発言にはかなりの偏見がある。
「敢えて言うなら」とは?
「敢えて」を用いた表現の一つに「敢えて言うなら(あえていうなら)」があります。
「敢えて言うなら」とは、言う必要のないことを思い切って言うとしたらという意味です。
【例文】
- 敢えて言うならば、フロイトは結論を知ったうえで、その筆を起こしている。(フロイト モーセと一神教)
- 敢えて言うなら、前の作品の方が好きだったなあ。