「明け透け」の意味と使い方や例文！「あけすけな物言い」とは？（類義語・対義語）

【言葉】
明け透け

【意味】
態度や言動がはっきりしているが、慎み深きを欠くこと。露骨。赤裸々。

【類義語】
・開けっ広げ
・ざっくばらん

【対義語】
婉曲

「明け透け」の使い方

彼はどこ出身なのかしら。

北海道だよ。イクラとウニが好物なんだ。他に何が知りたい？

何でそんなに詳しいのか知りたいわ。

彼が明け透けな人だからだよ。質問したことにはつつみかくさず答えてくれるんだ。

「明け透け」の例文

1. そう明け透けに言っては角が立つよ。
2. 健太くんは、何でも明け透けにものを言う人なんだ。
3. 気難しい彼が明け透けに付き合えるのは、ともこちゃんくらいのものだった。
4. 気心が解って来ると、細君は茶の室へあがって来て、お国言葉丸出しで自分の身のうえを明け透け話した。（徳田秋声 黴）
5. 部長は彼の失敗を明け透けに批判した。

「あけすけな物言い」とは？

「明け透け」を用いた表現の一つに「あけすけな物言い（あけすけなものいい）」があります。

「あけすけな物言い」とは、つつみかくさない言い方という意味です。

【例文】

1. 彼のあけすけな物言いはひどく気に障る。
2. あのコメンテーターは、あけすけな物言いで人気です。