「粟立つ」の意味と使い方や例文!「肌が粟立つ」「心が粟立つ」とは?(類義語)

【言葉】
粟立つ

【読み方】
あわだつ

【意味】
寒さや恐ろしさのために、体の毛穴が膨れて、皮膚に粟粒ができたようになる。鳥肌になる。

【類義語】
・鳥肌が立つ

「粟立つ」の使い方

ともこ
蚊がたくさんいるわ。
健太
蚊を見ただけで肌が粟立つよ。
ともこ
わたしは見ただけで痒くなる。
健太
蚊に血を吸われてもいいから痒くなるのはやめてほしいな。

「粟立つ」の例文

  1. 黒板に爪を立てる音に総身が粟立つ
  2. 巨大な冷凍室に入り、肌が粟立つどころか瞬時に凍り付きそうだった。
  3. 彼の断末魔を聞き、肌に粟立つのを覚えた。
  4. あまりもの冷たさに肌が粟立った。
  5. 自分がおかしてきた危険を思うと、肌に粟立つ思いだった。(モーム 人間の絆 上)

「肌が粟立つ」「心が粟立つ」とは?

粟立つ」を用いた表現に「肌が粟立つ(はだがあわだつ)」「心が粟立つ(こころがあわだつ)」があります。

「肌が粟立つ」とは?

肌が粟立つ」とは、寒さや恐怖で鳥肌が立つという意味です。

【例文】

  1. 夜の学校で見たもののことを思い出して肌が粟立つ
  2. ゾンビが主人公に迫りくるシーンで肌が粟立つ

「心が粟立つ」とは?

心が粟立つ」とは、「心が騒ぐ。心が波打つ。」という意味です。

【例文】

  1. 現役の頃のように体が動かず心が粟立つ
  2. 心が粟立つことなく常に穏やかでいられるように感情をコントロールする。