「空々しい」の意味と使い方や例文!「白々しい」との違いは?(語源由来・類義語)

【言葉】
空々しい

【読み方】
そらぞらしい

【意味】
そらとぼけている。見えすえている。わざとらしい。

【類義語】
・白々しい

「空々しい」の使い方

健太
ともこちゃん。今日もきれいだね。
ともこ
空々しいお世辞を言われてもうれしくないわ。
健太
お世辞じゃないのに。
ともこ
しかも、健太くんはみんなにその台詞を言っていることを私は知っている。

「空々しい」の例文

  1. 自分はそれを明かに自覚した。それからその空々しさがよく相手の頭に映っているという事も自覚した。(夏目漱石 行人)
  2. 彼女から見たその時のお延ほど、空々しいまたずうずうしい女はなかった。(夏目漱石 明暗)
  3. 新二郎!お前はよくお父さんなどと空々しいことがいえるな。見も知らない他人がひょっくり入ってきて、俺たちの親じゃというたからとて、すぐに父に対する感情を持つことができるんか。(菊池寛 父帰る)
  4. 口先だけという空々しさを感じさせる口調だった。
  5. いまさら知らん顔をするとは空々しい

「空々しい」と「白々しい」の違いは?

空々しい」に似ている語に「白々しい」があります。

白々しい」とは、
①いかにも白く見える。白い。
②興ざめである。あじきない。
③しらばくれている。裏の気持ちが見えすいている。そらぞらしい。

という意味です。

空々しい」も「白々しい」も、知っていて知らないふりをするさまをいいます。

しかし「空々しい」には、わざとらしいという意味がある点が「白々しい」と違います。

また「白々しい」には、「白い。興ざめである。」という意味がある点が「空々しい」と違います。