「どよめく」の意味と使い方や例文!「ざわめく」との違いは?(類義語)

【言葉】
どよめく

【意味】
①大きな音が鳴り響く。
②大声で騒ぐ。ざわざわと騒ぎたてる。

【類義語】
・ざわめく
・ざわつく

「どよめく」の使い方

健太
俳優が現れた途端、歓声がどよめいたね。
ともこ
さすが元アイドル。50歳になっても黄色い声援で迎えられるのね。
健太
今回は、お祭りでの織田信長役なんだけど、とても凛々しいね。
ともこ
元アイドルではなく、永遠のアイドルね。

「どよめく」の例文

  1. 彼の発言で会場中がどよめく
  2. 表の方で、微かに三絃の音と人がどよめく声がしているだけである。(藤沢周平 隠し剣孤影抄)
  3. その時、人垣の外の人々が 「来た来た、又来た」 と、どよめいた。(直木三十五 南国太平記)
  4. 彼のファインプレーに観衆がどよめいた。
  5. 意外な開票結果に会場はどよめいた。

「どよめく」と「ざわめく」の違いは?

どよめく」に似ている語に「ざわめく」があります。

ざわめく」は、あちらこちらで声があがりざわざわすることをいいます。

どよめく」も「ざわめく」も、自然発生的に多くの声や音が生じてさわがしくなることをいいます。

しかし「どよめく」は、人の声に対して使われることが多いです。